うんちはどうやって処理されて、どこにいくのか?

よこのじ(@yokonoji_work)です。

これはきたない話ではない。うんちがどうやって処理されて、どこにいくのか?ふと疑問に思ったので調べてみました。

うんちを追う

トイレから流されたうんちは、主に2つのルートで処理施設にたどり着きます。

  • 下水道を通って、下水処理施設に行く
  • 浄化槽に一旦溜められた後、バキュームカーでし尿処理施設に行く

住宅密集地などの下水道が発達している地域では下水道が利用されますが、市街地を離れた場所では各家庭・施設で浄化槽を持っていて、バキュームカーで集められるまで溜めておきます。

下水道を通って、処理施設に行く場合

下水処理場までのルートはこのようになっています。

下水道管

トイレから流れた汚水は、地下の下水道管を通っていきます。下水道管は勾配がついていて、自然に流れるようになっているそうです。あるところでポンプで汲み上げて、また汚水と合流しながら勾配により流れていき、最終的に下水処理場にたどり着きます。

下水処理場

下水処理場では、物理的、化学的、生物的なさまざまな処理が行われています。おおまかな工程は次のとおりです。

  1. 沈殿物と浮遊物に分離し、固形物は取り除く
  2. 微生物により、有機物を分解する
  3. 塩素や紫外線、オゾンにより細菌を消毒する

きれいになった水はトイレの洗浄水や工業水に再利用されたり、川に放流されて自然界を循環して、また私たちが使うことになります。

浄化槽に溜められて、し尿処理施設に行く場合

浄化槽に溜めてからし尿処理施設に行くと書きましたが、実際のところ水処理は浄化槽で行われます。各家庭・施設のトイレから流れた汚水は、このような浄化槽に溜められます。

この浄化槽の中では、先ほど紹介した下水処理場のように沈殿物の分離と微生物による分解が行われています。つまり、浄化槽がミニ下水処理場として機能しているということです。

放水

浄化槽で処理された水は、川などに放流されて自然界の中で循環することとなります。

さて、バキュームカーは何をバキュームしているのかというと、これは微生物では処理できずに残ってしまった汚泥物になります。浄化槽は製造や設置、維持管理などが浄化槽法という法律により定められており、汚泥物の回収による清掃は年1回以上行うことになっています。

し尿処理施設では、下水処理場での処理のように沈殿物の分離や微生物による分解処理を行った後、処理しきれないものは焼却します。また、施設によっては発酵処理をして肥料を作るところもあるそうです。