Ruby on Railsの環境構築 その3 rbenvとruby-buildとRubyのインストール

よこのじ(@yokonoji_work)です。

Ruby on Railsの環境構築 その2 Ubuntuのインストール」でUbuntuのインストールとVagrantの立ち上げを行いました。

今回は、rbenvとruby-buildを入れて、Rubyをインストールするところまで進めます。

rbenvのインストール

次にrbenvをインストールします。

rbenv とは、Rubyのバージョンをプロジェクトごとに切り替えることができるツールです。

Rubyとgem(Rubyのライブラリ)はそれぞれバージョンを持っており、バージョンによっては利用不可能なことがあります(Railsもgemのひとつ)。

そのため、プロジェクトごとにバージョンを指定する必要があり、Rubyのバージョンを指定するのがrbenvです。

まずは、既に入っているRubyのバージョンを確認してみます。以下、Vgrantに接続状態でコマンド入力してください。

$ ruby -v
-bash: ruby: command not found

この場合、Rubyは入っていません(-y はすべての返答にyesで答えるオプション)。

次に基本的なツールのインストールを行っていきます。

インストール可能なパッケージの「一覧」を更新

$ sudo apt-get update

railsの環境構築について調べているとyumというコマンドを見かけるかと思います。

これはCentOSで使われているパッケージ管理コマンドで、Ubuntuで使おうとするとコマンドが見つかりませんとエラーが出ます。

Ubuntuでyumを使う場合は、次のコマンドでyumをインストールする必要があります。

$ apt-get install yum

今回はyumなしで進めます。

Gitをインストール

$ sudo apt-get -y install git

Gitのバージョンを確認。

$ git --version

何らかのバージョンのGitが入っていると思いますが、最新バージョンにするために次の3つのコマンドを当てておきます。最初のコマンドで、一度Enterを押すように言われます。

$ sudo add-apt-repository ppa:git-core/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -y install git

nodejs もインストールしておきます。

$ sudo apt-get -y install nodejs

それでは、rbenvをインストールしていきましょう(参考:rbenv -GitHub)。

$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
$ exec $SHELL

4つのコマンドを入力したら、rbenvのバージョンを確認してください。バージョン表示できれば、rbenvのインストールはOKです。

$ rbenv --version
rbenv 1.1.2-2-g4e92322

 

ruby-buildのインストール

rbenvはRubyのバージョンを切り替えるためのものですので、Rubyをインストールするための ruby-build もインストールします。

$ mkdir -p "$(rbenv root)"/plugins
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build

これでruby-buildのインストールは完了です。

rbenvとruby-buildの設定が正しいか確認するために、次のコマンドを入力してください。

$ curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash

このように、各項目OKという表示がされれば問題ありません。

Checking for `rbenv' in PATH: /home/vagrant/.rbenv/bin/rbenv
Checking for rbenv shims in PATH: OK
Checking `rbenv install' support: /home/vagrant/.rbenv/plugins/ruby-build/bin/rbenv-install (ruby-build 20190423)
Counting installed Ruby versions: none
There aren't any Ruby versions installed under `/home/vagrant/.rbenv/versions'.
You can install Ruby versions like so: rbenv install 2.2.4
Checking RubyGems settings: OK
Auditing installed plugins: OK

ruby-buildのWikiを見ると、OSごとに推奨されるビルド環境があるようですので、次のコマンドで必要なものをインストールしておきます。途中でY/n?と聞かれるのでyと答えてください。

$ sudo apt-get install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline6-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm5 libgdbm-dev

Rubyのインストール

インストール可能なRubyのバージョン一覧を確認する。

$ rbenv install --list

Rubyをバージョン指定でインストールする。

$ rbenv install 2.6.3

記事作成時点では、2.6.3が最新でした。インストールには少し時間がかかるかもしれません。

インストールできたら、Rubyのバージョン確認を確認してください。

$ rbenv versions
2.6.2
* 2.6.3 (set by /home/vagrant/.rbenv/version)

これは2.6.2と2.6.3をインストールしている状態です。

次のようにすると、デフォルトで使用するバージョンを2.6.3にできます。

$ rbenv global 2.6.3

プロジェクトごとにバージョンを指定したい場合は、このようにコマンド入力します。

$ rbenv local 2.6.2

 

今回は、Rubyバージョンを切り替えるツールrbenvとRubyをインストールするためのruby-buildを入れ、Rubyをインストール・バージョン切り替えまで進めました。

次の記事では、Railsのインストールとデータベースを管理するためのMySQLをインストールしていきたいと思います。