Search Console「送信された URL に noindex タグが追加されています」問題の解決
- 2018.10.26
- 2018.12.03
- Webスキル
よこのじ(@yokonoji_work)です。
Google Search Consoleから「送信された URL に noindex タグが追加されています」との連絡があったときの対処法を紹介します。
Google XML Sitemapsの設定とGoogle Search Consoleとの連携の記事も書いていますので、ご興味ありましたらご覧ください。
問題の確認
このように「送信された URL に noindex タグが追加されています」という連絡を受けた場合の原因と対処法をみていきます。
noindexタグは何が問題?
noindexタグを付けた場合、検索エンジンのクローラーにインデックスへ登録しなくてよいという意思を示すことになります。つまり、そのページが検索結果に表示されなくなりますので、Googleが表示されないけど良いの?と確認の連絡をくれたんですね。
問題の箇所は?
送られてきたメールのリンクを開いてみるとと、https://yokonoji.work/sitemap.htmlに問題があると指摘されています。自身のドメインの後ろにsitemap.htmlがくっついている形ですね。
サイトマップは検索エンジンにWebサイトの構成情報を伝えるものです。
よこのじ.workではGoogle XML Sitemapsを使ってサイトマップを生成しています。そのサイトマップのURL「https://yokonoji.work/sitemap.html」にnoindexタグが付いているということですので、これに対処すれば問題解決となります。
対処方法
何もしなくても大丈夫です。
今回の問題は、Google XML Sitemapsでサイトマップを生成する際に「HTML形式でのサイトマップを含める」にチェックを入れていたことにより起こった問題です。
このチェックにより、人間でも見やすいHTML形式のサイトマップも生成されるのですが、このHTMLページ自体は検索結果に表示する必要がないので、仕様上noindexタグが付いているようです。
Google XML Sitemapsの公式ヘルプを見ると、次のような説明があります。とりあえずチェックを入れておくということで問題はなさそうです。
HTML形式のサイトマップを含める:有効にすると、HTML形式のサイトマップも生成されます。これは、XML標準を理解していないボットにとって有益です。
どうしてもSearch Consoleのエラーが気になる場合はチェックを外しても問題ありません。HTML形式のサイトマップは人間が見るためのものであって、検索エンジンのためのサイトマップ情報は別にあります。また、ヘルプに記載のあるXMLを理解していないボットを見つける方が難しいはずです。少なくともGoogleのボットはXMLを理解しています。
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