以外と簡単だった!Googleアナリティクスの基礎と使い方と活用

よこのじ(@yokonoji_work)です。

Googleアナリティクスを使う前は何をどう見たら・・・?と迷うところがあると思うのですが、使ってみると以外と簡単でした。

アナリティクスを使えれば、アクセス数UP、アドセンス収入UPにつなげることが出来るので、覚えたいですよね。

アナリティクスの指標の基礎と分析への応用をご紹介しますので、ぜひチェックしてください。

評価指標の意味

アナリティクスのメニューにある「ユーザー」「集客」「行動」でレポートを見ると、下記のような項目があるため、これらが示すものを確認しておきましょう。

ユーザー

期間中に1回以上のセッションを開始したユーザー数。

1ブラウザ=1ユーザーとしてカウントしている。なお、Cookie情報で判別しているため、複数回アクセスしても1ユーザーとして数えられる。ユニークユーザー数などとも呼ばれる。

例:1人がパソコンとスマホ(またはChromeとFireFox)で閲覧すると2ユーザーとしてカウント

参考:「ユーザー数」は「ユーザーの人数」ではない!? GAのユーザーのカウント方法を知る[第13回]

新規ユーザー

上記ユーザーのうち、過去に訪問したことがなく、指定した期間中に初めて訪問してくれたユーザーの数。

セッション

特定の期間にWebサイトで発生した一連の操作のこと(サイト訪問から離脱まで)。

午前0時をまたいだり無操作で30分経過した場合は、セッションが切れて新しいセッションを開始する。

また、同経路からのセッション開始の場合は30分以内にアクセスし直してもセッションは切り替わらないが、別経路からのアクセスの場合はセッションが切り替わる。

参考:アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法

ユーザーあたりのセッション数

ユーザー1人あたりの平均セッション数。

ページビュー数

ページが表示された回数。

トラッキング コードを導入したサイト内でページを移動するたびに各ページでカウントされる。

ページ/セッション

セッション中に表示されたページの平均数。

ある程度の数があれば、サイト内を回遊して関連ページへ誘導できている指標となるが、数値が大きい場合はユーザーがサイト内で迷っている可能性もある。

平均セッション時間

セッションの平均時間。

外部サイト

ページA 10秒滞在

ページB 20秒滞在

ページC 30秒滞在

離脱

最終ページ(ページC)の滞在時間はカウントされないので、この場合は滞在時間30秒である点に注意が必要。

「ページ/セッション」と合わせてチェックして評価するのが良い。

例:「ページ/セッション」が多く「平均セッション時間」が短ければ、サイト内で迷っていたり、コンテンツの質が低いことが考えられる

直帰率

サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションの全セッションに対する割合。

トップページが他のコンテンツへの入り口としての機能を持っている場合は、高い直帰率は望ましくないが、1ページ完結型の場合は気にしなくて良い。

参考:直帰率 – アナリティクス ヘルプ

直帰率と表示速度の関係についての記事を書いていますので、こちらも参考にしてください。SEO対策のためには表示速度も大事。

離脱率

該当ページのページビューに対する、該当ページからの離脱数の割合。

離脱・・・ページを閉じたり、外部サイトへ飛ぶ など

下記の例の場合は、ページBの離脱率は50%(ページBのPVが2回でページBからの離脱が1回のため)

セッション1:ページA -> ページB -> 離脱
セッション2:ページA -> ページB -> ページC -> 離脱

参考:離脱率と直帰率の違い

コンバージョン率

設定した目標の達成率(=目標達成数/セッション数)

Googleアナリティクスのレポートメニュー

オーディエンス

「オーディエンス」では、訪問してくれたユーザーの属性と指標を関連付けてチェックすることができる。

  • ユーザー属性・・・ユーザーの年齢層、性別と指標の関係を確認できる。
  • インタレスト・・・ユーザーが関心を持っているカテゴリや購買意向が強いカテゴリと指標の関係を確認できる。
  • 地域・・・ユーザーの言語、地域と指標の関係を確認できる。
  • 行動・・・新規、リピーターと指標の関係を確認できる。
    また、ユーザーが期間中にセッションした数とセッション間隔日数、セッション時間も確認できる。
  • テクノロジー・・・使用環境(ブラウザ・OS・画面解像度)やネット回線と指標の関係を確認できる。
  • モバイル・・・使用デバイス(mobile, desktop, tablet)とモバイルデバイスの機種と指標の関係を確認できる。
  • カスタム・・・カスタム変数:特定のユーザー、特定の訪問、特定のページ閲覧にラベルを貼ることができる。

    ユーザー定義:特定のユーザーにラベルを貼る

     使用例:会員ユーザーと非会員ユーザーで利用するページが異なる場合にそれぞれの動向をチェックする

    トラッキングコードで利用する。
    _setCustomVar(index, ‘name’, ‘value’, opt_scope);

    ユーザーにラベルを貼るカスタム変数で、会員と非会員に分けてアクセス状況を調べるには?(第69回)
  • ベンチマーク・・・指定した業種の他社と比べたパフォーマンスを表示する。
  • ユーザーフロー・・・流入ページからのページ遷移、離脱の経路を確認できる。

集客

「集客」では、どこからユーザーがやってきたのかを調べることが出来る。

  • すべてのトラフィック・・・どのような方法でユーザーが訪問したのかを確認できる。
    • Organic Search:GoogleやYahooの検索結果からのアクセス(広告枠は除く)
    • Referral:他サイトからのリンク経由のアクセス
    • Direct:ブックマーク、アドレスバーなどからの参照元がないアクセス
    • Email:メールマガジンからのリンク
    • Social:TwitterやFacebookなどのSNSからのリンク(Naverなどが含まれる)
    • Paid Search:検索連動型広告からのアクセス
  • Google広告・・・GoogleアナリティクスとGoolge Adwordsのアカウントを連携させることで広告からの流入状況を確認できる。
  • Search Console・・・サーチコンソールと連携させると、ページが検索結果に表示された回数やクリックされた回数、検索ワードを確認できる。
  • ソーシャル・・・どのSNSからどのページに流入があるのかが確認できる。また、ユーザーフロー(ページ遷移行動)も確認できる。
  • キャンペーン・・・Google AdWordsのキャンペーンからの流入状況や検索ワードを確認できる。

行動

「行動」では、ユーザーがサイト内でどのような行動をしているのかを調査できる。

  • サイトコンテンツ・・・ページ、ディレクトリごとにPVや直帰率、離脱率を確認できる。また、ランディングページごとのコンバージョン率を確認することもできる。
  • サイトの速度・・・ページごとにページの読み込み速度を確認できる。また、PageSpeed Insights からの改善提案やスコアも確認できる。
  • サイト内検索・・・サイト内での検索状況・検索ワードを確認できる。レポートを得るには管理画面でクエリパラメータの設定が必要。
  • イベント・・・ユーザーのボタン・リンククリックの操作をトラッキングすることができる。
    これにより、ダウンロード数、動画再生など、ページの閲覧とは異なるユーザーの状況が分かる(ページ遷移を伴わない行動も計測できる)。
  • サイト運営者・・・ページごとに広告の表示回数やクリック率などのアドセンス雨情報を確認できる。

 

なお、各レポートページには「プライマリ ディメンション」が設定されているが、「セカンダリ ディメンション」も任意で設定できる。これは、絞り込み条件を追加するもので、対象をより細かく絞り込めるようになる。

応用的な分析事例

時間帯別のアクセス解析

このように、日毎ではなく、毎時のアクセス状況を確認することができます。

時間帯別のアクセス解析

メニューの「カスタム」=>「カスタムレポート」より、カスタムレポートを作成します。
時間帯絞り込みの設定

確認したい指標はリストから自由に設定できます。絞り込みの条件として、ディメンションの詳細の箇所を「時」にしてください。

同様に月ごと、日ごとなどの設定も可能なので、試してみてください。

どのページに行ったか?

あるページから、次はどのページに遷移してくれているのかを知ることもできます。

行動フロー

メニューの「行動」=>「行動フロー」より確認できます。

ランディングページと書かれた横に歯車マークがありますので、そこから遷移元のページを指定します。

遷移元ページの指定

ここでの例では、「正しいおしりの拭き方!キレ良くきれいにうんちを拭き取る方法」という記事から次二度の記事に行っているのか知りたいので、https://yokonoji.work/49-unti-wipe のようにURLの後ろ部分を入力しています。

次のページ /unti は「うんちはどうやって処理されて、どこにいくのか?」という記事で、記事の下部からリンクで誘導しているのですが、あまりうまく誘導出来ていないようなので改善できるかもしれない・・・!ということが分かるわけですね。

どのページからきたか?

どのページから来たのかも気になりますよね。

その場合は、「行動」=>「サイトコンテンツ」=>「すべてのページ」にて、セカンダリディメンションを『前のページ遷移』にしてください。

前のページ遷移

これにより、あるページにはどのページからやってきたのかが分かります。特定のページについてチェックしたい場合は、検索欄にて「/twitter-rss」のようにURLのドメイン以降の部分で検索してください。

これで、内部リンクの構築がうまくいっているのか確認できたりします。

(entrance)となっている場合は、そのページが最初の表示ページ=ランディングページということを示します。

QRコードからのアクセスを解析

ある特定のページのユーザー数やページビュー数は、「行動」=>「サイトコンテンツ」=>「すべてのページ」にて確認できます。

そのページに対して、チラシに貼り付けたQRコードからのアクセスはどのくらいか?Twitterやメルマガからのアクセスはどのくらいか?ということを個別に計測することができます。

このような計測を行うためには、「Campaign URL Builder」専用のURLを作成する必要があります。Googleが提供している専用ツールです。

Campaign URL Builderの書き方

Campaign Nameは、どのような目的で発行したのかが分かる名前にします。

Campaign SourceとMediumは、どのような媒体から来たかが分かるような名前にします。これは「参照元/メディア」に相当する設定で、Googleからのオーガニック検索であれば、Campaign Source=Google、Campaign Medium=オーガニック検索となります。

よって、Campaign Source=チラシ、Campaign Medium=配布地域名 のように使うと良いと思います。同じCampaign Nameの中で複数の異なるCampaign Source/Mediumを指定することも可能です。もちろん、別の異なるURLを同一Campaign Name内で使うのもOKです。

各項目入力すると、下側にパラメータ付与されたURLが表示されています。そのURLからアクセスされると個別に計測が出来るというわけです。

QRコードからのアクセスを計測した場合は、次のhttps://example.comの部分を作成したURLで書き換えてください。そしてそのURLにアクセスするとQRコード化されますので、チラシなどに貼り付ければOKです。

https://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&chs=150×150&chl=https://example.com

作成したURL経由のアクセスは、「集客」=>「キャンペーン」=>「すべてのキャンペーン」にて一覧表示されます。

キャンペーンの確認

該当のキャンペーンをクリックすると、参照元/メディアの一覧が表示されます。

キャンペーンの参照元メディア

これにより、どのリンクをたどってきてくれたのかを個別に計測することができます。ユーザ数など以外にもコンバージョンの計測もできますので、注力すべき広告手法が分かることでしょう。