【初心者向けのGAS】スプレッドシートの指定したセルに値を書き込む方法
- 2019.06.27
- 2019.07.11
- Google Apps Script
よこのじ(@yokonoji_work)です。
Google Apps Script(GAS)で「指定したセルに値を書き込む方法」をご紹介します。
指定のセルから値を取得する方法については「【初心者向けのGAS】スプレッドシートの範囲指定したセルから値を取得する方法」を参照ください。
スプレッドシートの指定したセルに値を書き込む方法
指定のセルに数値や文字列を書き込むには、対象のセルを取得しておく必要があります。この方法は、セルの値取得で説明した内容と同じです。
// スプレッドシートを取得する var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); // シートを取得する var sheet = spreadsheet.getSheetByName("シート1"); // セルを取得する var cell = sheet.getRange(1, 1); // 1つのセル または var range = sheet.getRange(1, 1, 2, 3); // 複数のセル
1つのセルに値を書き込む方法
1つのセルに値を書き込むには、setValue()メソッドを使用します。
// 文字列の場合 cell.setValue("書き込む値"); // 数値の場合 cell.setValue(1000);
複数のセルに値を書き込む方法
複数のセルに値を書き込むには、setValues()メソッドを使用します。
var range = sheet.getRange(1, 1, 1, 3); var values = [ [ "a", "b", "c" ] ]; range.setValues(values);
この例では、(1, 1, 1, 3)=A1:C1のセルを取得して、a, b, c の3つの文字を各セルに書き込んでいます。
複数のデータセットを複数行に書き込むこともできます。
var range = sheet.getRange(1, 1, 2, 3); var values = [ [ "a", "b", "c" ], [1, 2, 3] ]; range.setValues(values);
書き込みができると、計算した結果の自動書き込みが可能なので定型的な業務の効率化に役立ちますね。
書き込んだ値を太字にしたい場合は「【初心者向けのGAS】スプレッドシートの文字を太字にする方法」
書き込みを理解したら「【初心者向けのGAS】スプレッドシートのセルの値をクリア(削除)する方法」する方法も覚えておきましょう。
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