【初心者向けのGAS】スプレッドシートの列幅を自動調整する方法
- 2019.07.22
- 2019.07.29
- Google Apps Script
よこのじ(@yokonoji_work)です。
Google Apps Script(GAS)で「スプレッドシートの列幅を自動調整する方法」をご紹介します。
行幅(高さ)の自動調整については「【初心者向けのGAS】スプレッドシートの行幅(高さ)を自動調整する方法」を参照ください。
スプレッドシートの列幅を自動調整する方法
スプレッドシートの列幅を自動調整するためには、対象のシートを指定しておく必要があります。
// スプレッドシートを取得する var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); // シートを取得する var sheet = spreadsheet.getSheetByName("シート1");
そして、autoResizeColumnsメソッドで列幅を自動調整したい列(カラム)を指定します。
sheet.autoResizeColumns(2, 3);
autoResizeColumnsは、開始列とそこから何列を自動調整するかを指定します。
上の記述例では、2列目から3列分を自動調整するように指定していますので、B, C, D列の列幅が自動調整されています。
1つの列の幅を自動調整する autoResizeColumnメソッド というものもありますが、autoResizeColumns(2, 1)のようにautoResizeColumnsメソッドでも1列のみの自動調整は可能になっています。
また、とても残念なことですが、日本語ではうまく自動調整してくれないようです(英数字はきちんと自動調整してくれます)。
B列には「あああ」、C列には「ああああ」、D列には「あああああ」を記述しているのですが、実際の列幅よりも小さい列幅にされてしまいます・・・(バグでしょうかね?)。この点はお気をつけください。
「【初心者向けのGAS】スプレッドシートのセルの値をカット & ペーストする方法」をご紹介していますが、この処理のあとに列幅の自動調整を行うと良さそうですね。
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